花屋のPRを無料で効果的に行う方法

今年も母の日が終わりました。最近は様々な母の日ギフトが登場していますが、もともとはカーネーションの花を贈って感謝を伝える日ですね。

母の日や敬老の日といった花屋にとっての物日需要は、この2年ほどはネットショップを利用したご依頼が急激に増えたのですが、感染症が収束したこともあり、今年は花屋店頭に出向いてお花をご予約される方が多かったように感じます。

お店に出向いて買い物ができなかった分、店頭で実際にお花を見て手に取って選ぶ「ショッピングの楽しさ」をお客様は実感されていたように見えました。

ただ、うちのような路面店の花屋が最も恐れているのが「雨」です。晴天と雨とでは人通りに雲泥の差がでます。

その差をできるだけなくすために行うのがビジネス プロフィールを利用した花屋店舗のPRです。

これまでも他の記事で何回か触れてきましたが、月日が経っても導入している花屋さんがまだまだ少ない。導入していても適切な設定がなされていない。

その結果、広告収入目的のサイト(例えば、○○(=エリア)でおすすめの花屋□選のようなページ)が検索結果の上位を占め、それが日に日に増えてきています。

花屋のSEO対策が現状のままである限り、この流れは減ることはなく、さらに増えてくるのは確実です。そしてまとめサイトは今後はエリアだけでなく、様々な花に関するキーワードに侵食してきます。

SNSを集客ツールとして注力するのも良い方法ですが、ユーザーに偏りがあるのは否めません。

このページでは、自社サイトへの集客がいまいちな現状を打破したい花屋さん向けに、再度その方法について実績データを交えて書きたいと思います。

雨の日でも来店客数の減少を最小限に抑え、リアル店舗とネットショップの両方への集客を少しでも増やすために無料で出来る花屋のPR方法です。

もちろんですが、ネットショップを持たない花屋さんの利用にもおすすめです。

来店数や問合せ~アクセス数を増やす

店舗への来店や問合せ電話、ネットショップへのアクセスを増やすのに効果的なのがビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)です。

登録URL:https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

リアル店舗を持っている花屋さんなら無料で登録ができます。

登録するメリット・デメリット

メリット

  1. 自然検索結果よりも上位に出て集客に繋がりやすい。
  2. マップ検索で表示されるため、来店誘導に効果がある。
  3. アクセス内容が数値化されるため、改善と対策がしやすい。
  4. 商品やサービスを拡充することができ、より多くの顧客層にアプローチすることができる。

上記以外にも、ネットショップでは天候や地域に依存することなく全国的に販売することができ、リアルショップでは地域の顧客に向けて販売することができるため、リスクを分散することができます。

悪天候でリアルショップに来店できない顧客にも、電話やネットショップで受注し商品を販売することができるため、売上拡大につながる可能性が高まります。

デメリット

  1. 休日設定や営業時間の表示調整が必要な場合がある。
  2. グーグルレビューの評価によってマイナス効果になる可能性がある。

1については、定休日が物日と重なると「休日」と表示されてしまうため、調整が必要になります。

2については、花屋側に落ち度がなくてもクレーマーや実際に利用していないユーザーからの低評価が付くことがあります。

ビジネスプロフィールを利用している花屋のアクセス数

ビジネス プロフィール(旧称: Google マイビジネス)メール報告

この画像はビジネス プロフィールを利用している花屋さんの数値データです。
物日以外でもこの位の電話やアクセス数があります。
物日にはこれらの数値が上がりますのでその分売上アップが見込めます。
例え独自ドメインでワードプレスによるホームページやネットショップを運営していても、アクセス数で上記の数字を下回っているの花屋さんのほうが多いと思います。ましてShopifyやBASEなどのようなショップページであればなおさらです。
もちろん、ビジネス プロフィールもただ単に店舗情報を登録しただけではアクセスは増えません。店舗情報の他に画像や紹介文といったコンテンツを適切な方法で入れることでアクセスアップにつながります。
ビジネス プロフィールの具体的な構築方法、効果的な使い方については、改めて記事を公開していく予定ですのでお時間があればまた訪れてみてください。
ビジネス プロフィールは登録費用も更新費用もかからない完全無料の集客アップツールです。
より多くの花屋さんが今すぐ実践され、他所に流れていた花の注文が1件でも増えることを願っています。

 

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