花屋のオウンドメディア?

ネット業界は横文字ばかりで本当に分かりづらいです。

オウンドメディアを簡単に言うと「自社で保有するメディア」のことです。

もう少し説明すると、

自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体・・・

という類のものです。

花屋のオウンドメディアは、花(花屋)を探している人に対して「どんな花屋なのか」を詳しく知ってもらうためのものです。

ホームページとの違いは?

花屋さんのホームページというと、花の画像があって、説明があって、注文できる、ようになっています。

でも、利用者の中にはもっと詳しく知りたいと思っている人がいます。最近になって、その「もっと詳しく知りたい」な人が増えてきています。

検索者にとっては、同じような花を販売しているホームページがいくつもあり、他の店との違いが分かりづらくなってきていることにあります。

このような検索者のニーズに敏感に反応したのは我々花業界ではなく他業種でした。

同業他社との違い=差別化を図って売上を伸ばしたいという思惑から、より多くの検索者を取り込むためにオウンドメディアを運営するようになりました。3年ほど前の2016年頃です。

オウンドメディアではどんな情報を発信するの?

花を買いたいけれど、似たような感じで同じような値段の花があった場合、どっちを選んだら良いのかわからない。

このように、その花(花屋)を選ぶ理由を探している人が増えました。

例えば購入前に読まれることが多い「レビュー」です。
この機能は通常のホームページには実装されていない場合が多いですが、楽天やアマゾンではスタンダードな機能ですね。

購入を検討している人は、販売店を利用した人のレビュー=評価を読み、自分が探している商品かどうかを見極め、購入するか判断する。

より多くの情報を得た上で判断したいという人が増えてきました。

オウンドメディアとは、その店がどんな商品、サービスを提供しているのかをより詳しく紹介し、自社の事をもっとよく知ってもらうためのものです。

例えば、実際に花をお届けしたときの情報をオウンドメディアに載せることで信頼性が高まり、同じような依頼を検討している人にアピールできます。

花屋さんに必要なの?

花を売るためのホームページもオウンドメディアといえます。

ページに訪れた方に販売している花やサービス内容がしっかり伝わり、売り上げが伸びているならば必要ないでしょう。

逆に、思うようにホームページに人が集まらない、商品が見てもらえないと感じている花屋さんにはオウンドメディアを持つことをおすすめしています。

オウンドメディアでできること

オウンドメディアは顕在顧客へリーチすることが可能になる媒体です。
その結果として新規顧客の開拓につながるというメリットがあります。

例えば、「お店から近い劇場への花のお届け」というような地域需要に特化した販促が継続的に可能になります。

地域に特化した集客

具体的な劇場名、具体的な花の商品名に加え、お店からの近さ(スピード対応、無料配送など)をアピールしたコンテンツ事例を掲載することで、その後の同じような案件の集客に繋げることができます。

地元地域性の高いコンテンツは、他店のホームページにはないオリジナルの情報です。

地域性を超えたネット通販では、その劇場へ花を納品できる業者を検索すると多数出てきます。
ですが、今のグーグルはより専門性の高いオリジナルの情報を評価する傾向にあります。

オウンドメディアで地域性に特化したオリジナル情報を発信することで、ネット検索で上位表示される可能性が高まり、今後同じような花を探すであろう顕在顧客の集客につなげることができます。

お花に関して伝えきれないこと、訪問者が知りたいことなど、ネットショップやホームページの商品ページで伝えることが出来ない部分を補うのがオウンドメディアになります。

 

花屋さんのネットショップやホームページはオンライン販売の窓口となるだけでなく、オウンドメディア=資産にもなります。

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